体験が誰かの希望になる
~『誰でもスマホ』がnoteを始める理由~

『誰でもスマホ』は、noteを使ってお客様の体験を発信する取り組みを始めます。契約した時の気持ちや、その後の変化をお客様自身の言葉で届けていくことで、不安の中にいる人の背中を押したい。なぜこの取り組みを始めるのか、その理由と目指していることをお話しします。

なぜ『誰でもスマホ』はnoteを始めるのか

noteを活用してお客様の体験を発信する新しい取り組みを始めます。

今までも、お客様インタビューの動画を撮って公開することはしてきました。
でも今回は僕たちが質問して答えてもらうだけではなく、お客様自身の言葉で、
お客様自身の体験を書いてもらう形をつくりたいと思っています。

なぜそこまでやりたいのかというと、
やっぱり【どういう気持ちで誰でもスマホを契約したのか】が、
すごく大事だと思っているからです。

きれいにまとめなくてもいいし、うまく書こうとしなくてもいい。
出来事でも感情でも、自分の言葉でそのまま書いてもらえたらと思っています。

noteという場所にもそれが合っていると思いました。
note自体も、
体験や感情を自分の言葉で書くことをすごく大事にしているサービスです。
だから今回の取り組みと相性がいいなと思いました。

そして、これをやりたい理由は大きく2つあります。

①不安な人に体験を届ける

これから契約を考えている人や、今まさに不安の中にいる人にとって、
先に使っている人の体験が大きな意味を持つからです。

『誰でもスマホ』を使ってみたいけど、自分はどうなるんだろう。
契約したあと、本当に生活は変わるんだろうか。
そういう不安を持つ人はたくさんいます。

でも、同じように悩んでいた人が、どういう気持ちで契約して、
そのあとどう変わったのかが見えると
「自分もやってみようかな」と思えることがある。
そこに生まれる共感や安心感はすごく大きいと思っています。

②どんな人に向けたサービスかを、もっと明確にする

もう一つは『誰でもスマホ』がどんな人に使ってほしいサービスなのかを、
もっとはっきり伝えたいからです。

今までは『誰でもスマホ』という名前もあって、
かなり広く受け取られるサービスだったと思うんです。
僕たちが届けたいのは「ここからリスタートしたい」と思っている人たちです。

今はギリギリの状況でも、ここから立て直したい。
携帯を持てるようになったことをきっかけに、仕事を始めて生活を整えたい。
そういう人にこそ使ってほしい。
だからこそ、誰に向けたサービスなのかを、
僕たち自身がもっと明確にしていかなきゃいけないと思いました。

最近、アンチペルソナという考え方を勉強したんですけど、
これは「こういう人に来てほしい」を明確にすることで、
逆に「自分は違うかもしれない」と感じる人が自然と離れていく、という考え方です。

たとえば、Appleは高くてもデザインや思想に価値を感じる人に選ばれるブランド。
そういうふうに、誰に向けたものかをはっきりさせることで、
サービスの輪郭もはっきりしていくんですよね。

僕たちは今まで、そこをあまり強く打ち出してきませんでした。
『誰でもスマホ』という名前もあって、
できるだけ広く受け取ってもらいたいという気持ちがあったからです。

でも、お客様のことを考えると、
やっぱりここはもっと明確にしたほうがいいと思いました。

お客様同士の知恵が集まる場にする

そして、お客様同士の知恵や経験がつながる場にしたいと思っています。

リスタートの途中には、いろんな悩みがあります。
就職活動をどうするか、日々の生活をどうやりくりするか。

たとえば、フードバンクや行政の支援制度って、
存在は知っていても、実際にどう使えばいいのか分かりにくいことが多いですよね。
自分が対象なのかも分からないし、調べても文字が多くてよく分からない。
そういうものって意外とたくさんあると思うんです。

「自分はこういう制度を使って助かった」
「こういう仕事の見つけ方がよかった」
「こういう工夫で生活が少し楽になった」
そんな発信をお客様がしてくれたら、
それは別のお客様にとってすごく大きなヒントになります。

だから僕たちは、noteをただの記事置き場にはしたくない。
【お客様の言葉が、別のお客様の背中を押すような場所】にしたいと思っています

つまり、体験談であると同時に、
リスタートしていくための知恵が集まる場にもなるんじゃないかと思っているんです。

リスタートでいちばん大変なのは、能力とか情報の前に、
「自分にできるのかな」と一歩踏み出せないことだと思うんです。
でも、他のお客様が頑張っている姿や、少しずつ前に進んでいる様子が見えたら、
「自分にもできるかもしれない」と思えることがある。

同じように悩んでいた人が、少しずつ前に進んでいる。
その姿が見えるだけでも、希望になると思うんです。

お客様イベントから始まる仕組み

そして、今回の取り組みはもう始まりつつあります。
収録日の翌日にはお客様イベントがあって、
そこで早速、noteを書いてみる企画もやる予定です。

インタビューで話したことをもとに、自分の体験をそのまま文章にしてみる。
noteを書いたことがない人がほとんどだと思うんですけど、
それでも、自分の言葉で書いてみることには意味があると思っています。

最初はうまく書けなくてもいい。
でも、自分の体験を誰かに届けることができたら、それはただの感想ではなく、
誰かの背中を押す言葉になるかもしれない。

将来的には、継続して発信してくれるお客様が増えていって、
アンバサダーのような形で関わってもらえたらいいなとも思っています。
単なる投稿で終わらず、仕事としてお願いできるような形まで広がっていけば、
すごく面白いですよね。

話し手

高橋 翼

株式会社アーラリンク代表取締役社長

2011年早稲田大学社会科学部卒業。通信事業の将来性と貧困救済の必要性を感じ2013年にアーラリンクを創業。