
「面白いことやってるな」が最初の印象
私がアーラリンクに入社したのは、ちょうど3年前。元々は派遣社員として、コールセンターのオペレーター業務に就いていました。当時私は、エンジニアを目指しながら、派遣会社で研修を受けていたのですが、その研修先としてアーラリンクに配属されたんです。
最初は“携帯電話が持てない人のためのスマホ提供”という事業内容に驚きました。「こんなことを本気でやってる会社があるんだ」と、正直ショックすら受けました。実際に働いてみると、想像よりもずっと穏やかで、優しくて、そして熱い職場でした。
そんな中で、「うちで働かないか?」と声をかけていただき、正社員として転職する決意をしました。
コールセンターからSV、そしてバックオフィスへ
1年目はオペレーターとして勤務し、土日のコールセンター立ち上げ期を経験しました。2年目からはSV(スーパーバイザー)として、業務改善やフィードバックなどチームを支える側に。3年目となる現在は、バックオフィス部に所属しています。
PCやアカウントの準備、会計ソフトの入力、経理ミーティング、人事面接対応まで、本当に幅広い業務を担当しています。会社の“縁の下の力持ち”として、働く人がスムーズに動ける環境を整えるのが、今の私の役割です。

人のために動くこと。それが一貫した軸
あるお客様から後日お手紙をいただいたことがありました。その方はブラックリスト状態で携帯すら持てず、生活の立て直しに苦しんでいたのですが、「誰でもスマホ」で契約ができたことで職も住まいも得られたと報告してくださったのです。
私が最初に電話を取ったこと、丁寧に案内したことが、その方の人生を動かすきっかけになったと知り、本当に嬉しかった。派遣社員の立場でしたが、あの手紙を受け取った時、アーラリンクの仕事の意味を強く感じました。
今も「誰のためにその仕事をするのか」を大切にしています。お客様が困ることは最優先に。バックオフィスにいても、社内の仲間が働きやすくなることを第一に考えています。
タスク管理も“人のため”から始める
SV時代、土日のオペレーションを実質一人で回す中で、タスク管理の重要性を痛感しました。自分の仕事をこなしながら、イレギュラー対応や後輩の相談にも応じなければいけない日々。その経験が今の仕事でも非常に活きています。
優先順位を決めるときは、「この先に困る人がいるかどうか?」を基準にします。お客様なのか、同僚なのか。その人の顔を想像すると、自然とタスクの順番が見えてくるんです。

将来は、組織の“土台設計者”に
今後の目標は、バックオフィス部門の責任者として、チームの働きやすさを根本から整えること。今はまだ一スタッフですが改善できること、仕組みにできることがたくさんあります。組織としての生産性を高めながら、部内の人が笑顔で働ける環境をつくりたい。
実は、社内システム部での研修経験もあり、データベースの設計や要件定義にも携わっています。これまでの経験すべてが今につながっている実感があります。人のために、組織のために、そして会社の“次”の形のために。そんな挑戦をこれからも続けていきたいです。