
名前に込められたルーツと誇り
僕の名前「五月馬(さつま)」は、父の出身地である鹿児島の“薩摩藩”から着想を得て名づけられました。ちょうど生まれたのが5月で、しかも馬年だったことから「五月」と「馬」で“五月馬”。
初対面の人にはまず読まれないけれど、「かっこいい名前ですね」と言われることも多く、自分でもすごく気に入っています。名前の話題は初対面の方とのアイスブレイクにもなりますし、意味がある名前って、話すたびにルーツを再確認できていいものだなと感じています。
サッカーに打ち込んだ学生時代と音楽の挑戦
小学校3年生から高校卒業まで、約9年間サッカーに打ち込んでいました。中学生のときにはJクラブの下部組織でプレーし、ヨーロッパへの短期留学も経験。
高校はずっと憧れていた「冬の全国高校サッカー選手権」に出場するため、迷わず部活動のある高校へ進学しました。高3の全国大会では、テレビ中継もある中で試合に出るという夢を叶え、大きな達成感を得られました。
大学では一転して、音楽にのめりこみました。もともと音楽鑑賞やライブが好きだったのですが、自分で何かやってみたいと思い、初心者ながらドラムを始めてバンドを組みました。ドラムは自分のリズム感と身体感覚を活かせて、とても楽しかった。
時間のある大学時代、好きなことに思い切りリソースを注げたことは、今の自分にとっても大きな財産です。

就活の軸とアーラリンクとの出会い
最初は音楽業界への就職も考えていたのですが、ふと「好きなことを仕事にした自分の未来像が、本当に理想なのか?」と疑問を持つようになりました。そこから就活の軸が大きく転換し、スカウトアプリを通じてアーラリンクと出会いました。
きっかけは会社からのオファー。話を聞いてみたら、まだ内定も出ていない自分に、社員の方がワン・オン・ワンで時間をとってくれて。就活の悩みや今後の話を雑談のように聞いてくれたんです。その姿勢に救われた気持ちになって、「この会社で恩返ししたい」「貢献したい」と強く思った。ファンになってしまったという表現が一番しっくりくるかもしれません。
入社後の成長とマーケティングへの挑戦
新卒でアーラリンクに入社し、最初はカスタマーサポート部門でお客様対応をしていました。想像していたよりも業務のルーチン感は少なく、毎日上司からフィードバックを受ける中で、自分自身の視点や考え方が磨かれていく感覚がありました。
現在はマーケティング部門に異動し、「カスタマーマーケティング」という新しい領域にチャレンジしています。お客様がサービスに魅力を感じて契約に至るまでの導線を考えたり、アンケートからニーズを分析してサイトやマイページの改善に取り組んだり。まだ配属から間もないので試行錯誤の連続ですが、戦略や企画の観点からお客様に寄り添える仕事にとてもやりがいを感じています。

誰かの“最高”のために働く
今、僕が大切にしている価値観があります。それは「自分の最大限より、誰かの最高を届けること」。自分が100%やったと思っても、それが相手にとって20%の満足度だったら意味がない。だからこそ“誰か”を理解し、その人が「これが最高だ」と思えるような成果を目指したいと思っています。
まだマーケティング部では目に見える貢献はできていないけれど、それはこれから成し遂げていくこと。会社内では「何でも任せられる、謙虚で感謝を忘れない存在」を目指したいし、人生全体としては「かっこいいと思える自分」であり続けたい。好奇心と成長意欲を持ち続けながら、アーラリンクで自分のキャリアを築いていきたいと思っています。