理系からの転換点、そして営業の世界へ

僕は静岡県出身で、大学では理系の学科に所属していました。研究室ではAIを活用する方法をテーマにしていて、プログラミングにも取り組んでいました。

でも、研究を続けていくうちに「これは自分には向いてないな」と感じ始めたんです。数学に対する苦手意識もあって、早いうちから別の道を模索し始めました。

そこで出会ったのが、営業の長期インターン。最初は不安もありましたが、実際にやってみるとすごく楽しくて、そのままその道にのめり込んでいったんです。

面接じゃなくて「対話」だった最終面接

就活を進める中で、アーラリンクと出会ったのはエージェントの紹介でした。最終的な決め手は、やっぱり高橋社長との面談です。

あれはもう「面接」ではなかったですね。「土橋くんはどういう人?」っていうような対話の時間で、思考のプロセスを丁寧に聞いてくれました。それがすごく印象に残っていて、「この人からもっと学びたい」と思ったんです。

他社の最終面接とはまったく違って、「落とすための面接」ではなく、「理解しようとしてくれる対話」。そんな環境で働けるなら、自分も成長できるかもしれないと感じました。

お客様に寄り添うということ

今、僕はカスタマーサポート部に所属し、「誰でもスマホ」のサービスについて電話での対応を担当しています。操作方法やプランの説明など、内容は多岐にわたります。

でも、やっぱり一番難しいのは「お客様に寄り添うこと」。僕が当たり前に使っている言葉や操作が、お客様にとってはまったく未知のものだったりするんです。「アプリ」という単語すら通じない場合もある。

そんな時、つい「なんで分かってくれないんだろう」って思ってしまう自分がいて、それが課題だと感じています。お客様は本気で困っている。そのことを忘れずに、少しでも安心してもらえる対応を心がけています。

自分と向き合う毎日の積み重ね

入社してからの3ヶ月で、一番変わったのは「自分と向き合う力」です。僕はもともと、自分の選択を正解にしたいっていう気持ちが強くて、頑固な性格なんです。

でも、アーラリンクでは日々の業務の中で自分の課題をフィードバックされ、点数化もされます。結果を受け止めて改善する流れは正直きついですが、自分の弱さと向き合い続けて、改善行動に取り組むうちに、少しずつ成長している感覚があります。

唯一、自信を持てるのは「元気さ」。電話の第一声で明るさを届けるのは、自分の強みだと思っています。

選択肢のある人生を目指して

今の仕事を通じて、社会やお客様に貢献できているかと問われると、まだ自信はありません。でも、これから先、自分の選択肢を増やしていくことは意識しています。

家族ができたとき、ライフステージが変わったとき、自分が選べる道がたくさんある状態でいたい。そのために、今は日々学び、努力を積み重ねている最中です。

「こうなりたい」という明確な目標はまだありませんが、「どんな未来も選べる自分でありたい」。それが、今の僕が描いている理想のキャリアです。