学生団体から、偶然の出会いで飛び込んだ世界

私は新卒でアーラリンクに入社して、現在3年目になります。もともと学生時代は学生起業団体に所属しており、自分たちでホームページ制作などのサービスを考え、事業をやっていました。

その延長線でイベントに参加したとき、代表の高橋と出会ったんです。次の日には「来る?」と声をかけてもらい、断る理由もなかったので、そのままアーラリンクに足を踏み入れることになりました。

当時は就職活動もしておらず、何か自分でやっていこうという気持ちもありました。しかし、実力不足を感じていた時期で、ここで成長できるかもしれないという期待が私の背中を押しました。

カスタマーサポートから始まった成長の実感

入社当初はカスタマーサポート部でオペレーター業務をしていました。電話やメール対応を通じて、お客様と接する中で、現場の課題やアーラリンクの価値を肌で感じる時間でした。

そして今年2月から採用部に異動となり、26卒の採用活動を担当。採用活動を終え、次の27卒にどう向き合うかを考えたとき、育成に注力すると会社の方針が決まり採用部は解体されました。

結果として、今は私ひとりで27卒の採用活動を進めています。かつては5人で分担していた仕事でしたが、今は全体を自分で見渡しながら信念を持って業務を行っています。

採用活動の重みと、意思決定の責任

採用活動の中で何が一番大変かと聞かれたら、それは「適当な意思決定はできない」ということに尽きます。学生一人ひとりの人生を預かる立場として、すべての判断が重くのしかかってきます。

過去にはコールセンター責任者や自治体マーケティング部門の責任者も務めましたが、採用は特に人の未来に影響を与える仕事です。その分、すべての情報を正確に把握し、合理的かつモラルを持った判断が求められます。

個人だけでなく、社会や業界の動向も捉えたうえで判断するのは簡単ではありません。でも、だからこそやりがいがあるとも感じています。

面談で大切にしている価値観のマッチング

私が面談で一番大切にしているのは「価値観のマッチング」です。学生には、自分の変わらない価値観が何なのかを言語化してもらうようにしています。それがアーラリンクの価値観と一致していれば、入社後の後悔はきっと少ないはず。

年収や評価のような表面的な条件ではなく、社会にどんな価値を生み出せるか、どれだけ本質的なインパクトを与えられるかを大切にする人が、アーラリンクには向いていると思います。

だからこそ、学生との面談では表面的な受け答えではなく、その人の「本質」を見極めることを意識しています。それは、私自身の人生観にもつながっている考え方です。

自分の“レベル100”を目指して

私自身、最近キャリアビジョンを見直す機会がありました。「どんな選択肢でも取れる自分でいたい」が以前のテーマでした。それはあくまで手段であって、本当に目指したいのは「自分のレベル100」に近づくことだと気づいたんです。

幼い頃から家族の意向を優先してきた私は、どこかで自分にブレーキをかける癖がついていた。でも、これからは自分の可能性を信じて、どんな挑戦にも飛び込める自分でいたい。

その中で、採用という仕事や社内での役割を通じて、目の前の仕事に全力で向き合いながら、自分自身の「最大値」を探し続けていきたいと思っています。