- 目次
- 「人で選んだ会社」で始まった、信頼を築く仕事。
- 「確実な案内」を大切にして、日々の判断に向き合う。
- 点数が上がるたびに、成長を実感できる。
- 憧れの存在に少しでも近づきたい。
- 明るく、誠実に。安心感を届けられる人でありたい。

「人で選んだ会社」で始まった、信頼を築く仕事。
学生時代、特別に強く興味を持っていたものはあまりなかったんですけど、高校1年生のときに始めたライフル射撃だけはずっと続けていました。趣味として続けていて、今もそのままです。
就職活動では、業界や職種はあまり絞っていなくて、「社員数が多すぎず、給料が普通にちゃんともらえる会社」で検索していました。
最初は“社会貢献できる仕事”を探そうと思っていたんです。でも調べるうちに「社会に貢献してない仕事なんてない」って気づいて、それなら“誰と働くか”を大事にしようって思ったんです。
アーラリンクを知ったのは、2月か3月くらいにマイナビを見ていて、たまたま出会いました。選考が進んで、最終面接のひとつ前の面談で内定をいただいたんですが、そのとき私は思わず泣いてしまったんです。びっくりしすぎて。そのとき、一緒に面接官の方も泣いてくれて…。本当にその瞬間に「この人たちと働きたい」って思いました。
それまでは、面接官ってもっと機械的な印象だったんです。採点しているだけ、みたいな。でも、その涙で“人間味”を感じて、「この会社で、この人たちと一緒に頑張っていきたい」って気持ちが強くなりました。
入社してからギャップはまったくなかったです。むしろ、想像よりも良かったと思います。話を聞いてくれる人が多いし、分からないことにも丁寧に答えてくれる。入社前の印象通り、いやそれ以上の人たちばかりで驚きました。
「確実な案内」を大切にして、日々の判断に向き合う。
今はコールセンターで、お客様からの問い合わせを対応しています。内容によってはすぐにお答えできることもありますが、中には別部署におつなぎした方がいい場合もあって、その見極めがとても重要です。
たとえば「LINEの使い方を教えてほしい」といったお問い合わせもありますが、そういった内容は私自身も普段使っているからこそ分かる部分もあります。でも、お客様の大事な個人情報に関わる操作だったり、万が一間違った案内をしてしまうと、お客様にも他のオペレーターにも迷惑がかかる。だからこそ「これは今の自分で正確に案内できるのか」を常に考えていて、確実な方におつなぎする判断が必要なんです。
判断が冷たく聞こえるかもしれませんが、結果的にそれが一番お客様のためになる。それに、自分が間違った案内をすると、次に電話を取ったオペレーターが謝ることになってしまうんです。だから、今は「迷惑をかけない」ということを強く意識しています。お客様だけでなく、一緒に働く仲間のこともちゃんと見ていたい。それが今の私の中で、一番大事にしている考え方です。

点数が上がるたびに、成長を実感できる。
コールセンターでは毎日、対応に対して点数がつけられるんです。100点満点で、項目ごとにチェックされていて、それが見える化されているので、自分の成長が数字で分かるんですよね。
実は、入社してから100点を取れたのはまだ1回だけなんですけど、その1回が本当に嬉しくて。毎日点数が上がったり下がったりする中で、悩みながらも「どうしたらもっと良くなるんだろう」と考える。そのプロセス自体がやりがいだと感じています。
あと、たまにあるのが、直接感謝の言葉をいただけることです。たとえば、「前のオペレーターさんのおかげで助かりました」とか、「今契約を検討しているけど、丁寧に相談に乗ってくれてありがとう」といったお手紙や電話。そういうとき、自分が「返す側の人間」になれていることがちょっと嬉しいんです。
憧れの存在に少しでも近づきたい。
もともと「やりたい仕事」が明確にあったわけではない私ですが、今は「信頼される人になりたい」と思うようになりました。今の上司やリーダーたちは、周りから信頼されていて、任せられる存在。私もそんな人になりたいと思っています。
目標にしている人はたくさんいます。先輩だけじゃなくて、同期もすごいんです。みんな自分にないスキルを持っていて、本当に尊敬できますし、「この人たちに負けたくない」という気持ちもあります。
ライフル射撃を続けてきた中で、負けず嫌いな性格が育ったのかもしれません。100点を取った同期がいると、「置いていかれる!」って焦って、食らいつかなきゃって思うんです。そういう意味で、今は小さな目標として「誰よりも100点を取る」が一番の目標ですね。

明るく、誠実に。安心感を届けられる人でありたい。
自分ではあまり意識していなかったのですが、「明るい人ですね」と言われることが最近増えてきました。もともと声が低くて、表情もあまり動かさないタイプなので、電話越しでは「冷たい」と感じられていたみたいで…。
それを改善しようと思って、最近は電話対応中も意識的に笑顔を作って話すようにしています。そうすると、声も自然と明るくなるんですよね。先輩からのフィードバックや、自分の音源を聞き返して気づいたことです。
でも、「明るさ」だけじゃなくて、「安心感」も持ち味にしていきたいと思っています。誰かに信頼されて、「あなたになら任せられる」と思ってもらえるように。そんな自分になれるよう、これからも頑張っていきたいです。